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加藤博一さんが、今日56歳の若さでお亡くなりになりました。
生前の御功績を偲び、心から御冥福をお祈りいたします。
若い方には解説者時代のおちゃらけキャラのイメージが強いかもしれませんが、博一さんの現役時代というのは鴎的に言うところの「モロさん系エンターティナー」の系譜の元祖のような人であり、俊足をウリにした走塁や守備、そして小器用な打撃とその明るいキャラクターは横浜大洋ホエールズの「スーパーカートリオ」の一員として球団の顔にまでなった好選手だった方であります。
在籍した西鉄・阪神・横浜大洋全ての球団でも数々のおもろいエピソードを残して、引退後はフジテレビ「プロ野球ニュース」の解説者としてそのキャラクターを活かした解説をされていたのは御存知の通りであります。
ただ残念なのは、そもそも加藤博一さん御自身のキャラに現役時代の技術的な裏打ちがあったればこそ「エンターテイメント系解説者」というのが成立し得たにも拘らず、後年技術論も何も無いのにキャラクターだけで適当な解説をかます「自称解説者」が上っ面のみを安易に模倣してしまったことが博一さんの打ち立てた業績を結果的に汚してしまった事、そして製作側が使い勝手や目先の視聴率の為安易に「模倣品」を乱立させたこと、それがこのジャンルはおろかフジテレビにおける各種スポーツ報道自体の衰退を招いてしまい、更にそれを模倣する他局にまで影響が及んでしまった事でしょうか。
多分博一さんを超えるような「酸いも甘いも噛み分けた真のスポーツ・エンターティナー系解説者」というキャラクターは恐らく出てこないでしょう。
それは不世出のキャラクター・加藤博一だから出来た事だったと私は思います。
あの頃の「プロ野球ニュース」の放映時間は毎日がwktkでした。
そんなwktkを子供心に与え、30を半ばにしても尚「野球好き」にさせる原動力となった加藤博一さんの解説に感謝すると共に、余りにも早すぎる御逝去に、改めて合掌。








