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BlackMarines

Écrit par : BlackMarines

毎度おなじみ、流浪のBlog、関東黒鴎組通信でございます。
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 (´エカ` )<HBK101
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敢えて、広岡達朗氏の著作を読んでみる。

すっかり忘れた頃に、図書館に予約を入れていた広岡達朗の著作が用意できた、と連絡を貰って、連日の三国無双4やり込みの合間に読みながら色々考えてみた。
今回参考とさせていただくのは以下の2冊。

野球再生―よみがえれ魂の野球
広岡 達朗
集英社インターナショナル (2007/01)
売り上げランキング: 268988

監督論―「人は育つ」ことを選手に教えられた
広岡 達朗
集英社インターナショナル (2004/04)
売り上げランキング: 374106


※ 注 意 ※

①一概に「広岡憎し」の感情しか抱けない方は、この項を読むだけ無駄です。華麗にスルー願います。
②著述と本人の性格・思考・行動等を切り離せない方は、この項を読むだけ無駄です。華麗にスルー願います。
③多分本の感想を借りた独り言になりそうなので多大な期待はしないで下さい。華麗にスルー願います。
最初に注意とか仰々しく書いておいて何でやんすが、1冊を初めて、もう1冊を久しぶりに読み終えてもこの人の著述の全てが参考になった訳ではないという事を断り書きとして書いておきます。
彼の「野球観の一部」に関して触発されたことによる私の感想に落ち着きそうなので、そんな感じで生暖かい眼で読み進めて頂ければ幸いです。



さて、現状のプロ野球内外において不足しているのは「人材」、そして「その育成プロセス」なのではないかと私は最近とみに思っているわけです。
プロ野球を観ても楽しくない、況や二軍戦をや、と言う方もいらっしゃいますし、心からの応援行為で自分の応援するチームが勝つ、それが一番、という方もいらっしゃる訳ですが、私が以前何だか黒かったギミックをしていた頃から常に意識して書いてきたものは、ネタ…まぁそれもそうなんですが「プロフェッショナルの野球選手の技術に酔い、それを楽しんでナンボ、それこそプロ野球」という事です。

二軍戦であれば、その「技術」の向上を眼の前で見ていく事になりますし、その成長した証をこの眼で焼き付け、一軍の公式戦というフィールドで華開く様を愛でる。…これこそが二軍戦の醍醐味だと思っています。

ただ、この数年の間でそういう「技」的なものの「華」が本当に見られなくなった、「技」よりも「その人の野球能力の絶対値だけで野球をしている」風潮とか、「パワーで何でも押し切る」風潮が前面に出てしまっている事が一軍はおろか二軍の試合でも露骨になっているのではないか、と言う気がしてなりません。

私が数年前のマリーンズ二軍での秋季キャンプで、ブルペンで投げ込みしているだけなのに50球を過ぎると途端に球威が落ち、100球で一杯一杯な選手が非常に多い事に驚きました。
その選手は未だに二軍にいたり、もう退団したりしている訳ですが。

80年代の主力級の投手であればキャンプで250球過ぎた所でヘロヘロになるけれども、そこからコントロールの「妙」が判ってくる、と言う話や、毎日何百球と放って行く事で「肩の芯」が出来上がる、といった話を著述やニュースなどでよく見かけたものですが、今やウエートやサプリで形成された肉付きの、非常に細身でスマートな選手が多くなりましたが、長持ちしなかったり短い全盛期を過ぎると故障がちになるところを見ると、そういった先達の話もあながち「非化学的で人間的ではない」という批判は必ずしも当てはまらないのではないか、と思う事があります。

最近は世の中便利になったもので、新聞でも読めない選手本人の想いがあからさまに読む事ができるようになりました。
で、前述した傾向にある選手の著述を読んでいると、「山の頂上に聳え立つ最終目標」をはっきり持っているのに、頂上へ登る為に必要な道具とか登山道とかを知らずに入山口で右往左往しているような記述がやたら目に付きます。

結局、その時点で選手からコミュニケートすることが出来る「コーチ」がいなければ、色んなアプローチから導いてやれる「コーチ」もいない、と言うことなんではないですかね?

一昔前であれば「呼ばれもしないのに向こうから熱心に密着してくるお節介なコーチ」みたいなのが各球団にいた訳ですが、今や「何のためにいるのか判らない、ただのノッカーだったり、選手の状態管理しかしてない管理職なんとちゃうん?」的なコーチがやたらいる事に驚かされます。
野球観戦をする時は開門と同時に入場して、試合前練習やボール回しの風景をこの10年近く見ていて思うのはまさにそれです。

映像やデータを駆使した戦術野球が主流な感が現在のプロ野球にはあるように見えますが、それにはまず「技」がなければ出来ない事ですし、戦術を駆使するにもそれがなければ「絵に描いた餅」にしか過ぎない訳です。
しかしながら今のプロ野球を見回して本当にそんな事を実践している球団があるかといえば、それは「否」だと思います。

解説者にしろ、コーチにしろ、30・40代の年齢層の世代に「技の伝承能力」がある人を殆ど見かけない。
なんだかんだと現在のプロ野球で通用しているのは、潜在的能力値が高い選手と相手の力を凌駕する「力押し」で攻める事の出来る一握りの選手だけじゃないかと思いませんか?
毎年ドラフトで一部ドラフトマニアに話題になって入団する「隠れた地方の素材」、とか「隠し球」や「大器晩成型の大器」とかが全くと言ってもいい程出てこなくなったと思いませんか?

この2年で押しも押されもせぬ立場にのし上がったマリーンズの成瀬君や、コントロール難のアンダーハンドから抜く投球を覚えて優勝の原動力となった渡辺俊介投手の場合は非常に稀有な例ですし、今季マリーンズに移籍してきた早川選手も、入団当初の「ただの大振り」な打撃をここまで皆に信頼される打撃にシフトさせて活躍するケースなども非常に稀な訳です。

もっと極端な例を挙げればここ数年の巨人軍の面子です。
はっきり言ってジャイアンツ球場に行けば、他球団で磨けばかなり良くなるいい素材があちらこちらに転がっているのですが、投手であれば能力が開花しかかった所で安易に起用された挙句、試合展開に関係なく酷使されて萎んでしまったり、野手であれば上が詰まっているので、上での少ない打撃機会であっさり見切られたり、果ては上から落ちてきた素材と若手の狭間で下でも出場機会が得られないで解雇・トレード…といった素材を何人も眼にしてきました。

結局FAでもメジャー挑戦でも得をするのは、殆どそう言った能力絶対値の高さだけで野球をしている素材な訳です。
その反面、二軍戦を覗いてみれば、社会人野球の上位チームにも劣る、下手を打つと佐賀北高校の野球少年にも笑われかねないお粗末な試合をしているチームもある訳です。

プロ野球が何故国民的娯楽と呼ばれ、何故プロ野球選手が「夢を売るスター」と呼ばれたのか。
それはアマチュアの持ち得ない高度な「技」というものの体現者であり、それを持つがゆえに「尊敬」されうる存在だったからではないでしょうか?


まだ未熟ではあるけれども、試合前でも試合中でも人の心を打つくらい真摯に野球に取り組んでいる選手、人並み以上の成績を上げてもまだ貪欲に技術を突き詰めているような選手。

今のプロ野球を見回して、そんな選手が何人いるでしょうか。
別に一軍だろうと二軍だろうと関係ないです。
どんなにファンサービスを徹底しても、人気があっても、それが「尊敬」に繋がっているか。
その昔、プロ野球選手に間近に接して感じたあの「なんともいえない神々しさ」とか「別次元の人と言う感覚」が今や殆ど感じられない。
別にテレビの露出の多さやブログの普及だけの問題ではないとおもいます。

そこに「尊敬を得られるだけの技」、そしてそれを観て堪能する「満足度」がない選手。
野球に関する絶対的な能力だけで野球をするから、基礎体力的な基盤が無い為に能力をすり減らし、長年コンスタントに活躍する事はおろか一年を通してフル出場する事すら出来ない選手。
それでいて球団経営を圧迫する位な天文学的に給料は高いわ、ファンの為と二言めに言う割には自分勝手な権利の要求ばかりする一部の選手。

結局そういう選手が退団してコーチなり解説者になったとしても「自分の培ってきた技」の裏打ちが無いから、教えられる選手や観戦する客の心に響くようなものを体現できない訳で、確かにメディアの馬鹿さ加減もそうですが、プロ野球人気の低下と言う要素の一つにこれがあるんじゃないか、と私は思うのですよ。

要は、「自分が培ってきた技」を基に試合の解説をする事で野球の奥深さの一端を知らしめるのが解説者であれば、「自分の培ってきた技」を次代に伝承せしめるのがコーチのあるべき姿…な筈なのに、今そういう名解説者とか名伯楽とかいう存在がある世代を境に壊滅してきている訳です。

結局そういった要素で野球の楽しさを伝えられないからメディアはエンタメ路線と称して適当な喋りの上手い「解説者」やタレントや電波芸者といった路線に走ってしまい、現場は「過去の名の知れた選手」を安易に起用し、球場は応援スタイルばかりに眼が行ってしまうんではなかろうか、広岡氏の著述を読んでいて思う事はまさにそれです。


全てが全て、とはいいません。
自分が見ていても非常に地味な存在ながらも丁寧かつ熱心に教えているコーチが実際いる訳です。…が、ただ全体的な問題として、二軍や育成を含めた日本プロ野球全体の「レベルの押し上げ」というものを早晩しなければ、本当に野球が「スポーツ・エンタテイメントの一分野」に過ぎない存在になってしまうのではないか、と私は思う訳です。

私はプロ野球の球場が「ただの騒いで楽しむ場所」と化し始めている事に今になって危惧を抱いています。
試合を観てナンボ、選手の技に酔いしれてナンボ。
そして「いつか俺もこんな風にプレーできたら」と老若男女が試合を通して感じ、毎年のドラフトの当日に掛かりもしない電話を一日じっと待つ、みたいな淡い夢を抱けるような状態にプロ野球を最低限戻して欲しいのですよ。

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