最近アニマックスでやっている「
シュヴァリエ~Le Chevalier D'Eon~」が面白くてたまらない。
メディアファクトリー (2007/10/25)
売り上げランキング: 12044
フランス革命前夜、実在の人物、
シャルル・ジュヌヴィエーヴ・ルイ・オーギュスト・アンドレ・ティモテ・エオン・ド・ボーモン (Charles-Geneviéve-Louis-Auguste-André-Thimothée d'Éon de Beaumont)を主人公として、虚実織り交えたドラマを展開しているのだが、非常に地味ながら非常に凝った作りが、最近意味不明な萌え属性や糞脚本の粗製濫造に飽き飽きしている私には存在自体がありがたくて仕方ない今日この頃であります。
しかも前後の時間帯に攻殻機動隊S.A.CからフルバからカレカノからJAGからNCISと見たい番組が目白押し。暇な時間に見るものに苦労しないのはいい事ですな。
またこのアニメ、音楽の大島ミチル、OPタイトルを唄う奥田美和子、EDを唄う亜矢それぞれの個性が、オカルティックかつ耽美的なストーリーに華を添えているのも小憎らしいところ。
TVサントラ 奥田美和子 亜矢
BMG JAPAN (2006/11/22)
売り上げランキング: 2491
元々世界史で中国史の次にフランス革命史が大好きな自分にはもうこれはたまらない素材であり、存在自体が非常に特異なシュヴァリエ・デオンまで出てくればもうウハウハな訳ですよ奥さん。
で、思い出すのは以前行ったパリの風景であります。

2001/03 パリ・コンコルド広場にて。当時期間限定で設置されていた観覧車に乗って思わず撮った一枚ですな。
あの時は観光客気分のまま、フリープランでオペラ座の前の分不相応なル・グランなんかに止まったりなんかしちゃったりしたりとか、本当に見たい所を駆け足でザクザクと見て行ったもので、心残りがたっぷりとある訳ですよ。

その中で何故か印象に残ったのがこのマドレーヌ寺院。
他の観光地化した寺院と較べるとこじんまりしていましたが、中に入った時のあの神々しさは今も眼に焼きついています。

・・・で、そういう話でも書こうかと当時撮影したものをアルバムから漁ってみたりした訳なのだけれども、構図が酷かったり露出がおかしかったりテメェ等写真に入れすぎ、と使い物にならないものばかりだった事に今更愕然とした訳であります。
あ~、またパリに行きたいなぁ。
今度行くなら完全に撮影旅行で行くぞ。
モンマルトルでスリのアタックを交わしたらサクレクールから大通りまで付きまとわれたり、オルセーを出た辺りから妙な連中が付いてきたり、セーヌを渡ったら渡ったで眼が明らかにイった男が中身の入ったボトルを逆さまにして手に握り締めながら立っていたり、バトームーショの夜のクルーズの後に人っ子いないオペラ通りを腰が抜けそうになりながら早歩きしてみたりとまぁ色んなことがありましたが、それを抜きにしてももう一度行きたいものですな。
スポンサーサイト
テーマ:ある日の風景や景色
ジャンル:写真