結構な人数が石垣へ行ってしまいましたが、教育リーグともなれば戻ってくる選手や調整顔見せ的な一軍選手の出場もまたあるでしょうし、ここは雌伏しながら石垣組の度肝を抜くくらいの勢いで精進して欲しいものであります。
2008年度鴨川キャンプ参加選手一覧(※コーチ・監督・球団職員等は除く)
【 捕 手 】

#63 青松敬鎔いかにも長距離砲なガタイ故か、守備面より打撃面に光るものがある為か、捕手としての起用より一塁手としての起用、そして辻君移籍後の右の代打ポジションとしての起用が多かった昨シーズン。
長打を意識しすぎて打撃が粗くなっているのが非常に気になりますが、神戸君やはたまた福浦君辺りまで脅かせるような大打者に育って欲しいものです。

#67 新里賢マリーンズ移籍後、数だけは多い浦和捕手陣の中で余り目立った活躍を残せていない新里君。
もともとの素質はある訳ですし、もっとアグレッシブに自分をアピールして、強烈な捕手戦線で一歩も二歩も百歩も前へリードして欲しいところです。
【 内 野 手 】

#58 青野毅昨季終盤の肩の故障が余りにも痛過ぎました。
不調の今江に替わって三塁定着か?といった感じでブレイクしかかり、今江復帰の暁には左翼にコンバート、となりかかった矢先のアクシデントはチームにとっても、そして本人にとっても一大痛恨事としか言い様がありませんでした。
故障箇所が故障箇所なので絶対に無理をすることなく、万全な状態で再度一軍に殴り込みを掛けてて欲しいものです。
そして今度こそ翔ぶが如くの勢いでライバルを追い越して、吉之助さぁや一蔵どんに負けない「桜島ファイヤー!」かまして下さい。
オイ等は幕張で首長ぉーして待っておりもんそ。

#70 定岡卓摩マリーンズ未完の大器の系譜を見事に継承し、全浦和マリーンズ人、そしてネタ系マリーンズ人の生きる希望となって、見る者全てに愛されている「定坊」こと定岡君。
一年で体のラインもかなり締まり、すっかりプロらしくなりました。
・・・が、当たれば豪快なホムーランをかっ飛ばす事があっても、左右の揺さぶりに簡単に引っ掛かってしまったりするのはインカビリアやパスクチが辿っていったあの系譜だったりする訳で、今年どれだけ改善されていくのかが楽しみであります。
守備面でも昨年は一塁手・三塁手・そして二塁まで守って「動かざる事山の如し」だったりして浦和オヤジ達に笑いと冷や汗を存分に提供していました。
しかし後半戦、左翼に入る事で「意外と強肩」な部分をみせ、守備もまぁまぁ見られる範囲内に収めたところから一躍「2代目おいやん」襲名披露が近い事を匂わせていたのでした。
今年はイースタン本塁打王目指して頑張って欲しいと思います。
【 外 野 手 】

#00 代田建紀昨年は出場機会が少ないながらも自己最高打率を残した訳ですが、今年もともすれば故障しがちな外野陣の貴重なサブとしての役割を求められる機会が絶対出て来る筈です。
たまに左翼守備がイナバウワー系になるのがきになりますが、今年も数少ないベテランとしてチームを支えていって欲しいものであります。

#57 佐藤賢治2006年夏の甲子園神奈川県予選、2強と呼ばれた東海大相模すら打撃で粉砕したという横浜高校伝説の最強メンバーだった佐藤君。
シーズン開幕当初はその実力をいきなり見せ付けましたが、次第にゆさぶられると打撃の軸を崩してしまい、結果的には数字を上手く残せずに終わりました。
この企画、昨年写した全画像をチェックしながら書いている訳ですが、佐藤君の場合は明らかにシーズン後半、写した画像が軒並み軸が崩れているものばかりで取捨選択に困りました。
高卒ルーキーがここまで崩されるというのは逆に見ればそれだけ相手に認められていることの証でもあるわけですから、今年はそれを乗り越えて前評判以上の功打者になってほしいと思います。

#61 角中勝也昨年はいきなりリーグ打率2位という成績を残し、一軍ではプロ初打点を挙げるなど、四国ILのパイオニアとして申し分ないシーズンを送れたのではないかと思います。
最短距離でしばきあげる独特な打撃が特徴ですが、下手に上に上げて折角の打棒を崩したくないという親心があるのでしょうか、今回は残念ながら石垣組に入ることが叶いませんでしたが、緩急や揺さぶりをものともしない段階になったらあっという間に層の薄い左の外野手として他を置いていくと私は思っています。
【高卒ルーキー・育成選手】
19 唐川 侑己
51 植松 優友
60 阿部 和成
121 池田 健
122 宮本 裕司
123 小林 憲幸
124 白川 大輔
125 大谷 龍次
今年の高卒組、そして育成組は非常に要注目であります。
軟式で120m弾を打ったという大谷君、苦労人の宮本君、千葉の野球好きな方から絶賛の嵐だった頃から気になっている唐川君をはじめ、実戦で早く見たい選手が目白押し。
そこに他球団にも色々と・・・話が脱線しそうですが、今年の春季教育リーグとイースタンリーグはアツそうですね。
今回の選手の振り分けがどう変わるか、一二軍問わずレギュラー獲り戦線から、眼が離せませんな。
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