À mon sujet

BlackMarines

Écrit par : BlackMarines

毎度おなじみ、流浪のBlog、関東黒鴎組通信でございます。
こんな所を御覧戴いた奇特な紳士淑女な皆様には厚く御礼申し上げる次第でありますよ奥さん。

 (´エカ` )<HBK101
= Darker than BlackMarines

BlackMarines on twitter.
Calendrier
04 | 2017/05 | 06
Di Lu Ma Me Je Ve Sa
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
Archives récentes
Catégorie
Directives
当サイトを御利用されるに当たってのおやくそく。 【ダイジェスト版】

【掲載記事について】

※当サイトはクリエイティブ・コモンズに準拠しておりません。
※過去現在を問わず全ての記事に関する著作権は全て当サイト管理人に帰属します。 (他サイトからの引用記事並びに当サイト内に設置したブログパーツ、外部サイト提供による引用スクリプトを除く)
※部分引用目的以外の記事の改変・転載等の行為を禁止します。
※当サイトのコンテンツを自サイトに取り込む形で表示する行為を禁止します。
※Tumblrお断り。
※各種掲示板等へ当サイト内の記事の引用やリンクを投稿する行為は御遠慮下さい。

【掲載画像について】

※過去現在を問わず全ての掲載画像に関して全ての著作権は当サイト管理人にあります。
※個人/組織・商用/非商用の目的・理由の如何に関わらず当サイト掲載画像のあらゆる複次使用・改変・加工・転載行為を禁止します。
※当サイト掲載画像の他サイトへの直接表示・直接リンクを理由・目的如何に関係なく禁止します。
※各種掲示板等へ当サイトに掲載した画像のリンクアドレスを貼る事を禁止します。

【コメント・トラックバックについて】

※以下の当サイトへの送信行為は御遠慮下さい。

【トラックバック・コメント共通】
・本文と関係の無い内容
・宣伝目的と思われる内容
・悪意のある誹謗中傷を意図した内容
・内容が不適当であると管理人が判断したもの

【トラックバック】
・当サイト内の該当記事への言及リンクが無い記事からの送信
・本文の意図する趣旨とは異なる記事からの送信
・リンク集やニュースサイト、纏めサイト等からの送信
・トラックバックスパムの送信

なお、所謂「トラックバック返し」は行いません。御理解ください。
Search
Archives mensuelles
RSS feed
Bloglinesで閲読登録
Add to Google
はてなRSSに追加
My Yahoo!に追加

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

世上解せず、酔人の意。【改題】

以下、とりとめもなく今読み終えた本の話を書いてみます。
もし宜しければ、お付き合いを願いたく。
今回は「翔ぶが如く」の全巻数のあまりの多さに絶望した!、とお嘆きの諸兄にお薦めな本を御紹介。

酔って候<新装版> (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋 (2003/10/11)
売り上げランキング: 15725


幕末の四賢侯、と言われる殿様は諸処言われるところこんな感じだろうと思われます。

松平慶永(春嶽・越前福井)
伊達宗城(伊予宇和島)
鍋島斉正(直正・閑叟・肥前佐賀)
山内豊信(容堂・鯨海酔侯・土佐高知)

これに前後して、この二人が同様な評価を受けているわけです。

島津斉彬(薩摩鹿児島)
一橋(徳川)慶喜(御三卿)

更に以下に述べる状況を産み出すに当たって激烈な触媒になったこのトノサマも忘れてはなりません。

井伊直弼(近江彦根)

歴史の教科書辺りで一度は眼にした事があるでしょう。
しかしながら、このオトノサマ達が歴史の新しいページを開いたか、というと、逆に混沌か混乱か破滅を直接的に産み出して、幾分皮肉交じりながらも自分本来の意思に関係なく間接的に新しい時代を開くきっかけを与えただけの話、というのがぶっちゃけた話です。

そこに藩主でも元藩主でもなく政治的に立ち回るには絶対条件である官位のない約一名のトノサマのお父さんが加わります。

島津三郎久光(斉彬の異母弟・当代国主・忠義の父)

ここに挙げた殆どの人が嫡流ではなく、当主になるに当たって家格のまるで違う血族(所謂冷や飯食い)だったり、ただ血統を残すだけが仕事な家の出であります。
それが突然「当主(並み)」になる事で実権を握ったことによって、突如うごめき出した権力欲や支配欲が沸いた事がきっかけとなって色々な事象を産んで行く訳です。

ある者はその頭の切れすぎるが故に粛清弾圧の嵐と自身の死を契機とする歴史的大反動を産み、ある者は頭が良さが自分の趣味趣向にしか向かなかったが故に時流に何の足跡も残せず、ある者は頭が切れすぎて時代の流れの先にある結末が判ってしまったが為に敢えて時代の流れに乗らず、ある者はその切れ過ぎる知力が世間一般と乖離したが為に乗りかかった時流に放り出され、ある者は頭が切れすぎるが為に保身の為中途半端に自らの職を放り投げ、ある者はその無知ゆえに動乱の種子を方々に撒き散らし、いいように利用され、気が付けば時流の流れに放置され・・・。

司馬さんが書くように、この幕末維新の時代をトノサマというフィールドで見ていけば、これ以上無い「喜劇」にしか見えてきません。
しかも自分が絶対的な専制君主だと思い込んでいる為に、世に置き捨てられたり理解されていないと憤激するその様の乖離具合がなんともいえないものを感じてしまいます。
今の社会でもいます罠、ヤマアラシのジレンマすら超越しちゃった人とかまぁ以下略。

本書は、山内容堂・伊達宗城・島津久光・鍋島閑叟の4人のトノサマを主人公とした「喜劇」としか言いようの無い史伝風の小説です。
どうしても幕末維新の事になるとやれ新撰組なり木戸・大久保・西郷・坂本たちの話ばかりクローズアップされてしまう訳ですが、こういう外伝的なお話も非常に興味深いですね。

また、この本では出て来る事が無いですけれども、ともすれば悲劇的な話の多い戊辰戦争でも、民衆の視点に立てば迷惑この上ない話だったりするのを御存知でしたか?
河合継之助が武装中立を唱えて、その理論が時代に超越しすぎて戦禍となった越後長岡や、會津戦争で壮絶な篭城戦を繰り広げた会津若松も、會津の次に過酷な結末となった陸奥盛岡でも、いずれも戦後旧宗主に対する農民による反乱が起きている訳です。
おまいら武士どもは幕末から過酷な収奪しておいて今度は戦争で収奪、そいで今度はサッチョウさんとテンチョウさんの新政府?やっとれんわこれまたしかし、的なものだったのでしょう。

今の日本だってそうでしょ?
今様のお公家さんとトノサマが国際情勢に実体経済ほったらかしで我々の生活実態と乖離した事を口舌泡飛ばす勢いで国会でまくし立てる様を見ていれば、上に挙げたトノサマを笑う事なんか出来ませんがな。
我々が現状で何とか糊口を凌げるからワイドショー政治とやらで済んでいるだけの話で。

話が脱線しましたが、まぁ色々な立場から同じ時代を見ると、本当は同じな筈なのに違う風景が見えることがあります。
だからこそ歴史は面白いものであると私は思うのですよ。
何か読んでいて少しでも心に引っ掛かったらウィキペディアを経由したり何とかしているうちにまた別の書に出会う事でしょう。
その知識が溜まれば、必ず何か自分で活かせるものがあるはずですからね。
スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。
ジャンル:本・雑誌

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。