以前初芝御大の引退式の時や浦和球場等の「ファンのマナー」の視点からエントリをここではないどこかで書いた記憶があるわけですが、最近またわからなくなりました。
ファンと客と「球団関係者」との境界があいまいになること。
要は「ロッテ球団に正式に所属する」人間、または「公式職務上(ここが大事)、ロッテ球団と直接的(または所属事務所等を通して)に何らかの雇用契約・出演契約を結んでいる」人間、または選手とその家族(何親等までがその範囲なのか、はこの際論議しない)、それ以外の人間は要は
「客かファンか(私的な友人か)」のどちらかであり、
直接的に関係のないロッテ球団にどうこう言う義理はどこにも存在しない」
わけですよ。
だってファンが経営しているわけでも、社内の数字を把握しているわけでもない訳で。
入場料その他もろもろ球団に落としていても、そんなの全体の売上高の何分の一にもならなければ赤字の補填の足しにもなっていないわけです。
いきなりキツい表現で済みませんが、事実そうだから仕方がありません。
たかが客ですが、されど客、と言えるのはせいぜいこういったチラシの裏な場所でシコシコ書き溜めたりとか酒の肴にギャーギャー喧々諤々な時くらいであって、「何らかの実力行使(ムーブメント)」を云々」なんてのたまう人ってのはそれは「暴徒」とか「威力業務妨害」とか言う類のものであって「ファン」とか「客」では既にないわけですよ奥さん。
球界再編の際、ファンは実力行使ではなく「ファンとしての希望」を選手会に託した筈です。
1996年の晩秋、我々は「ファンとしての希望」を球団に求めた筈です。
ここで2009年問題ですよ奥さん。
果たして、今回ボビー云々の件について、もしまたムーブメントが起こるとしたらですよ、マリーンズ人だかマリサポだか何だか知りませんが、あくまでも「ファン」「客」の立場でムーブメントできるのでしょうか?
あれから13年経ちました。
あくまでも私的意見ではありますが、球団に少しでも関係する者(またはそういう人物を公式非公式を問わず内包している組織または団体)がこの球団人事に絡む件に関して決してタッチするべきではないし、球団との関係が曖昧な立場でものは絶対に言ってはいけないと思うし、それを行うなら「球団の影響下からの断絶」を行った上でやるべきではないのかねぇ、とか思ってみたり。
私ですか?
正直どうでもいいです。
私は「ファン」であって、夢を選手なり球団なりに託す事しか出来ませんから。
弱くなろうが強くなろうが、ロッテは所詮ロッテですから。
「常勝」って何だろう?
次に最近良くわかんない表現がこれです。
どこのソースか忘れましたが、井口の二塁起用固定が契約に織り込まれていた件について、ボビー
がコメントを何だか残していた記憶があるわけですが、「我々は試合に勝ち続ける為に」云々という表現を見たわけですよ奥さん。
ここで一つ疑問が頭に浮かびます。
「常勝軍団(笑)って、常に戦力を磨耗させながら戦力をとっかえひっかえしていくの?」
…多分そのとおりなんでしょうな。
その昔、巨人が連覇をしていた頃、当時の森捕手に毎年のようにこれでもかこれでもかと有力どころの新人捕手をぶつけられた、その闘争に勝利して云々、というのを彼の著作で読んだ記憶があるのですが、ぶっちゃけ、そこまでしないと「真の常勝軍団」なんて、作れないんでしょうな。
で、我らがロッテ球団の話に話は戻ります。
ボビーは「常に試合を勝ちに行く、勝ち続ける」的なニュアンスのコメントをよく残します。
以前も書きましたが、それはまるでセゲヲ・ナガスーマ氏のそれとそっくりです。
ボビーの思考の源がデータからひらめきに変われば(もう変わってるんじゃないかと思うことが多々あるけれども)、まるでそのまんま「みすたぁ」ではありませんか。
確か広岡さんとセゲヲさんは現役時代から水と油でしたっけ。
そりゃハナからそりが合わないってのオラレー!
…って今になって気づいてどうするよ。
ところで、億単位の金額を新生なった編成部が投入して送り込む「二塁固定の井口」って本当に必要なんでしょうか?
誰か二塁手の有力候補がいて、そこに井口をぶつけるなら理解できます。
もしくは井口に「億単位で金払ってるんだからヌクヌクしてたら承知しねぇぞ」とばかりにネモなりヘイポーなりぶつけて…思う様玉砕しそうですが…いくなら話はもっと理解できます。
しかしながら、井口を固定する事で、中長期的に渡って何の利益があるのか?
そのうち小久保や松中や城島を獲って最強時代のホークスの再現でもするのでしょうか。
そんな事をするくらいなら、山Qさんや蓑田さんやノムさんや門田さんとブライアントさんとトレーバーさん辺りを呼んでマスターズリーグの新球団「なんばホークス」と「新阪急ブレーブス」と「近鉄パールズ」でも作って、なんばパークスと阪急西宮ガーデンズと伊勢志摩スペイン村の空き地でキックベースでも開催した方がよほど話題になりそうな気がしますが。
結局ボビーの側も編成の側も「誰々を将来的に正二塁手に」というこれといった案がないままここに至っているのがここら辺の話題で我々がもどかしく思う理由なんじゃないか、と私は思うわけですよ奥さん。
ネタ的には素直に「こーちゃん(はぁと)」といえる自分がいます。
なら定坊を大型二塁手として冗談抜きに育ててみろ、と言うわけですよ奥さん。
早坂も塀内も根元も何だかこの二年あまり変わり映えしていない。
育成の大谷君や重傷の故障明けの青野君に多くを求めるわけにもいかない。
新里君に至っては打撃も好調な中、「本気で二塁で使う気があるのか?」という起用の始末。
複数ポジション制に至っては文字通り「画餅」じゃないですか。
結局古賀政権下、というよりボビーの管理下におけるハイディ政権下で、野手投手問わず何が変わったのか?と聞かれれば「いんや、なにも変わらなかった」というのが正直なところでしょうな。
少なくとも古賀さんにはそういった姿勢は「柳田ポカリ事件」等々でも分かるように少なくともあったわけで、そうなると、殆どの投手が崩壊して殆どの野手が打てなくなった2007年のコーチ陣の「誰か」が悪かったのか、選手たちが笛が吹かれたのに踊らなかったのか、それともボビーの指定したまるでぬるま湯のような「必要な選手にまで過度なトレーニングをさせない」方針が選手たちを別の意味でぬるま湯な方向に向けさせてしまったのか。
現場にいたわけではない、たまに試合を見に行った程度の身にはそんなことわかりっこありません。
しかしながら、現実に今そうなっているわけで、これだけは覆しようのない事実ですわな。
まぁ、自分が試合前や試合後の練習を見ていた限りではそんな必死さなんて「浦和三羽烏(初代~三代目含む)がのうのうとしていた頃」と余り変わってなかったような気もしないではないですがね。
選手自身にも原因はあると思うのですが、折角育成選手も過大に採用してトライアルさせるなら、もっと「勝たせる為の組織」の一軍首脳陣と「育てる為の組織」の二軍首脳陣を「分離」させなければ駄目な様な気が最近してきました。
そんなダビスタでマチカネイワシミズにホワイトノリピーでしたっけ、ありゃ白毛の育成だっけか?、まぁいいや、そういった「確率論的に誰か出てくれればそれでいい」的な思考だけでなくて、現有戦力の個別ターゲットロックオン的英才教育もよし(広島はそれでしたっけ?)、ポリスアカデミーよろしく全員再教育とか、マイアミ特別勤務とかホレイショとかマイアミ・デイド郡警察CSIラボとか段々書いてて訳がわかんなくなってきましたがまぁそんな「常勝軍団(笑)」へ本当になるための「二軍・三軍への施策」と「一軍への施策」をそろそろ分ける段階に来たんではないかな、と思うわけですよ。
…とここまで書いて思ったんですが。
それってGMとしての広岡達朗氏の思考、そのものなんじゃね?
1996年10月ごろの自分に合わす顔が今の自分には、あるのでしょうかね?
それ以上に思うのは、…でもそんなのロッテじゃなi
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