坪井の好捕で、もう
萩原流行流れは潰えたと思った。
再三の凡守備にキレた清水直行の崩壊で、終わったと思った。
そして飛び出た、勝ちに等しい同点満塁本塁打。
公4-4鴎
公 0 0 2 0 0 2 0X |4
鴎 0 0 0 0 0 4 |4
(7回表2死2塁の場面で雨天コールド)
公 ダルビッシュ有
鴎 清水直行→川崎雄介
本塁打:ズレータ1号左越満塁同点アーチ(ダルビッシュ)
①この崩壊した守備で一年を乗り越えていくつもりなのか?
まずはベニー。
膝の故障と経年劣化が完全に守備に出ています。
パスクチのように何も考えずに突っ込んで後逸するよりは遙かにましとは言え、あそこまで慎重に討ち取ったと投手が思う(自分で見ていてもそう思った)当たりを余裕のワンバン捕球を度々やられればたまったものではありません。
更に大松。
未だに風を読めていないのは明らかに練習不足です。
「試合前に何をして遊んでいるの?」と言いたいですね。
引退したヤクルト→楽天の飯田さんは試合前、必ず試合前の練習中は外野に入って今日の風を読むことを欠かさなかったと言います。
打てれば一軍で通用する、その考えは甘すぎますよ。
6回表のあの落球だって川崎君が踏ん張って試合が中断したから良かったものの、ゲームを後一歩で台無しにする所でした。
一番最悪なのは根元。
浦和時代も、入団前の俊足好守の評価とは大違いの「動けない遊撃守備」をよく見せていましたが、今日はそれをそのまま二塁で実践した形になっていました。
確かに初の開幕スタメンで固くなっていたのは仕方ないです。
しかし、ランナーがいる場面で右前にゴロを捕れなかった時に、おもいっきり「あ~、捕れなかった」と言わんばかりの表情でプレーから抜けるのはプロ以前の話としてお話になりません。
その為に大松の魔送球で何回一塁で止められる走者を二塁にやりましたか?
打球判断の致命的な遅さ、それに伴う左右の動きの遅れ。
普通に二ゴロで捕れる打球が誰もいない右により過ぎたニ遊間を何回も悠然と中前に転がって行かれて、そこに中継プレーが全く出来ない、と来ればそりゃ清水直行だって怒りますよ。
根元君の奮起に、期待したいところです。
②やはり、清水直行のベストピッチは、続かなかった。
立ち上がり、低めにズバズバ決まる清水直行は「出来すぎ」でした。
何かいやな予感がしましたが、それでも再三足を引っ張る内外野を奮起させるべく力投してきました。
そこが今年清水直行の変わった点ではないかと思います。
もはや清水直行の投げる試合は援護がないのが花言葉になっていますが、やっと腐る事がなくなったと誉めようと思った矢先、やはり6回にまた起きた再三の凡プレーにキレて捕まってしまいました。
今回は清水直行に余りにも酷いコンディションになってしまいましたが、次回の登板でも、またあの序盤の投球を心掛けていけば必ず報われますし、それを続けてこそ初めて、私は清水直行を「マリーンズのエース」と呼ばせていただきます。
③もはやZGSは絵空事…なのか?
6回裏、二死満塁の場面。
誰もがZGSを覚悟した筈です。
しかし、今季は違います。
今季一号幕張ファイヤーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!! 某実況で「ボーリック以来の本当の4番が来た」という書き込みがありましたが、まさにその通りですね。
余りズレータ頼みに偏重するのもどうかと思いますが、冗談抜きにあのグランドスラムは「勝ちに等しい一発」でした。
④工夫の無い大振り打線。
今江、西岡が重症のまま開幕してしまったのは痛いです。
西岡は今季終盤からずっと続いている手打ち、今江はミートやインパクトよりスィングスピードだけを考えているようにしか思えません。
確かにダルビッシュの出来はズレータの一発以外完璧に近い出来でしたが、もう少し球数を稼ぐ為に何か出来たのではないのでしょうか?
まぁ勝ちに等しい引き分けですから、明日はしっかりやって下さいな。
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