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BlackMarines

Écrit par : BlackMarines

毎度おなじみ、流浪のBlog、関東黒鴎組通信でございます。
こんな所を御覧戴いた奇特な紳士淑女な皆様には厚く御礼申し上げる次第でありますよ奥さん。

 (´エカ` )<HBK101
= Darker than BlackMarines

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虹の向こう、夢の続き。~おいやん伝説・最終章~

(ここまでのあらすじ)
みかんの大器・おいやんこと垣内哲也選手は、ついに覚醒を果たした。
男の中の男と化したおいやんは、次代の継承者たる竹原直隆に男の生き様を身を持って示し、「俺には幕張にし残した事がある」と、一軍昇格最終便での昇格、そして幕張のファンに虹の大アーチを掛け、男の生き様を啓蒙すべく準備を始める。
しかし、日本人の「男の美学」を介さないボビー・バレンタインの前においやんの夢は無残にも打ち砕かれる。
シーズン最終戦の雨中の激闘をも制し、恐らく今季最後の舞台になるであろう、山形でのファーム日本選手権に一縷の望みを抱くおいやんだった。
2006年9月30日、山形県野球場。
ファーム日本一を決めるファーム日本選手権。
7回表・二死無走者の場面。
圧倒的不利な状況の中、場内にコールが響き渡りました。

「バッター、末永に代わりまして、おいやん。」

阪神ファンの陣取る一塁側から驚きとも失笑ともつかぬ歓声が上がるなか、おいやんはスタンドに問いかけます。

野球は勝ち負けだけを問う場じゃないんだ。
男としていかに美しくあるべきかを問う場でも、あるんだよ。


静かに打席に入るおいやん。
確かに彼には幕張で遣り残した事がありました。
しかし男の在り方を理解できないボビーは、彼を必要としませんでした。…しかし、せめてもの償いなのでしょうか、ボビーがわざわざ仙台から観戦に来ています。

おいやんは背中でボビーに呼びかけます。

今見ているかい、ボビー。
試合中にサインなんかしてないで俺だけを、見ろ。
男の散り際、ってものを、よく見ておくんだ。
男を理解できない男ってのは、所詮男じゃ、ないんだよ。


そう、この打席は、おいやんとボビーとの「男の闘い」だったのです。いつになく厳粛に打席に入るおいやんがそこにいました。一歩一歩、グラウンドを踏みしめるように。

カウントは2-1になりました。
ここで奥義・虹の大アーチでも何でもあらゆるマスターした秘儀の数々を幾らでもおいやんは出せた筈でした。
しかしおいやんはその選択肢をはじめから封印していました。
唯一つ、「美しい男の散り際」だけを、このスタンドに駆けつけてくれたファンのみんなやスタンドのボビーに見せたいためだけに。

阪神の先発投手・中村泰広からフィニッシュボールが放たれました。
おいやんは中村君に問いかけます。

いいか中村君、俺を討ち取って末代までの名誉にするんだ。
君の為なら喜んで、この皺首を差し上げよう。


そしてボビーに問いかけます。

いいかボビー、勝負だけが野球じゃないんだ。
男としての生き様を
どれだけファンの人達に訴えられるのか、
それがジャパニーズ・ベースボールなんだ。
そして、エキサイティング・パ、なんだよ。


おいやんはバットを振りませんでした。
記録は見逃し三振。
でも男なら、男なら分かっていた筈です。
現役最後かもしれないこの打席に、敢えて見逃し三振を選んだ事を。
男としての生き様を時代に継承し、伝導に尽くしたおいやんの2006年シーズンが、ここで終わりました。
そしておいやんの、マリーンズにおける日々も、終わろうとしています。

おいやんはベンチにいる自分の後継者・竹原直隆に語りかけます。

俺の時代は終わった。
次からは君が夢の続きを、
ファンのみんなに見せてくれ。


夢の続きは今、竹原選手に託されました。

おいやんの夢はきっと、虹の向こうで輝いている事でしょう。

Somewhere over the rainbow
Way up high
There's a land that I heard of
Once in a lullaby

Somewhere over the rainbow
Skies are blue
And the dreams that you dare to dream
Really do come true

Some day I'll wish upon a star
And wake up where the clouds are far behind me
Where troubles melt like lemondrops
Away above the chimney tops
That's where you'll find me

Somewhere over the rainbow
Bluebirds fly
Birds fly over the rainbow
Why then, oh why can't I?
Some day I'll wish upon a star
And wake up where the clouds are far behind me
Where troubles melt like lemondrops
Away above the chimney tops
That's where you'll find me

Somewhere over the rainbow
Bluebirds fly
Birds fly over the rainbow
Why then, oh why can't I?

If happy little bluebirds fly
Beyond the rainbow
Why, oh why can't I?

ありがとう、おいやん。
男の中の男が今、静かに、バットを置きました。


【完】


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