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Écrit par : BlackMarines

毎度おなじみ、流浪のBlog、関東黒鴎組通信でございます。
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 (´エカ` )<HBK101
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惜別球人・(今度こそ)最終回:小坂誠選手

惜別球人、初芝の回で(多分)と書いたのが間違いだったか、と今更悔やむ若い吉宗であった…。

いやはや、こさっちに関する画像が皆無なんですわ。
普通の写真だと、福岡開幕戦(ジョニー粉砕)の帰りに、福岡で写したこさっち&俺&カミサンの3ショットがあるのですが、手元にスキャナが無いのでupできねぇ…。
(ボーリック神との3ショットもあるでよ。)
他に新庄剛志の阪神ラストイヤーだった年の日米野球、凱旋帰国だった佐々木やボンズやRジョンソンのアップに紛れて遊撃で守備練習する小坂&二岡&背番号37の金城の写真が…。
どっか行ってスキャンしてこようかな?(それはまた後日)

さて、一番書きたくないものを書く羽目になるとは正直想いもよらなかった訳で、今回もあくまで私の主観による小坂評なので、読まれる方とは多少見解を異にしている事だけは御承知置きくだされたく。

さて、小坂の入団、というのは、空前絶後の悪逆非道を重ねた某H岡T朗殿にとって殆ど唯一に近い善行であったと思う。
某初芝神や某愛甲様を筆頭に、ザル以外の何者でもなかったロッテ内野守備陣が彼一人の加入によって飛躍的向上を見せたのは御存知の通り。
そして数々の「守備マスター」達、酒井"魅惑のグラブトス"忠晴「先生」や本西"渋すぎる"厚博「先生」との「美の競演」も忘れられない思い出である。
下半身方面に故障を抱えた2002年以降も、その守備は円熟を極め、

「どうみてもセンター前ヒットです。
     ありがとうございました。」

的な当たりを何度止めた事か。
そして"今牛若丸"の異名を取った、小兵の身から放たれるスーパーダイビングキャッチ。
守備"だけ"なら、文句なしに世界を見回してもここまで超越した能力を持つ遊撃手はいないのではないだろうか?

その守備範囲の広さから「小坂ゾーン」と呼ばれ、某鴎実況でも、小坂が守備に入った時のショートゴロは「ぞね(ZONE)」で通用するくらいの名手の中の名手、それが小坂誠なのである。
…しかし、今回のトレード劇の背景とも考えられる「打撃の不確実性」が、彼の絶対的高評価を幾分下げてしまった事もまた、事実である。

今季も、バント失敗→三塁封殺で好機を潰した事もあるなど、2番打者としての細かい仕事がどちらかといえば苦手であったし、1番打者としても率が残せず、出塁しても積極的に打者へプレッシャーを余り掛けない、彼の性格どおりのものが出てしまい、余り向いているとも言えなかった訳で。
今年はボビーの提言等により打率・本塁打に関しては自己最高をマークしたとは言え、デフォが2割3分~2割6分では少々厳しい、と言わざるを得ない。

それは彼の打ち方に起因する。
どちらかといえば、小坂の場合、バットに「当てて転がす」系のバッターではなく、バットで「叩く」形の打撃である。
それで流し狙いの打撃を心掛ける事が多いので、ただでさえ仕掛けが遅いのにそこでタイミングを外すと、3塁側へのPOPフライになってしまう。
現に2割5分辺りをウロウロしていた時期はそうであった。
そこでボビーはその「叩く」打撃を活かして、「右中間へ引っ張れ」と助言した訳だが、これは理にかなっている。

しかし。

その打撃をもってしても有り余るほどの「守備での貢献」が小坂にはあった。
西岡は脚力を活かして次第にその域に近づきつつあるのだが、渡辺正人や塀内久雄、青野毅や早坂圭介なぞははっきり言ってその足元にも及ばないと私は思っている。

ただ足が速ければ出来る話ではない。

打球予測の判断、そして必ず正面に回り込めるように準備した上での確実な捕球技術。
マリーンズ若手内野陣に伝えるものはまだまだ沢山あった筈である。

それが今回のトレード劇ときたもんだ。
流石にヘコみますわな。

巨人のようなプレッシャーのキツい、ただでさえ外様の風当たりの強い球団で、そのシャイな性格がどう作用するか、今から不安であるが、こうなってしまった以上は仕方が無い(と思い込むしかない)。

セの観客に、必殺「小坂ゾーン」をしっかと見せ付けてやってほしい。それだけで客からお金を取れる貴重な選手なのだから。
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