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巨人移籍の小坂に三塁コンバート構想…篠塚コーチが究極プラン
ソース:SANSPO
巨人・篠塚和典内野守備走塁コーチ(48)が23日、電撃移籍した小坂誠内野手(32)の三塁コンバート構想をブチ上げた。けが人続出時の危機管理の一環だが、2度の盗塁王を獲得した小坂の“有効利用”を念頭に置いた究極のプラン。来季のG内野陣は小坂を中心に回る!?
衝撃的なひと言だった。
「小坂はサードができるかなあ…」
少年野球指導のために川崎市多摩区のジャイアンツ球場を訪れた篠塚コーチが発した仰天の“コンバート案”。今季、遊撃でゴールデングラブ賞に輝いた小坂への期待度の高さを表していた。
起用法の最終決定権は原監督にある。だが、「コーチにはいろいろな意見を出してほしい」という指揮官の意向を同コーチも反映させる構えだ。篠塚コーチの理想は「打順は1番と4番を固定するのがベスト」。過去に2度の盗塁王に輝き、ロッテの31年ぶり日本一のけん引役となった小坂の1番起用も暗にほのめかした。
問題はレギュラー陣が不動の内野陣。「小坂は二遊間どちらでもいける。三塁はやってみないと分からないけど最悪の場合は本人もやるでしょ」。けが人の続出や一塁候補として近日中に獲得が発表される新外国人・ディロンの状態によっては、小久保の一塁転向を含めた小坂の三塁起用の可能性もあるというわけだ。
遊撃が本職の小坂だが、昨年は三塁で1試合に出場。また、過去の球宴では二塁守備に2度入ったこともある。その適応能力は球界随一との呼び声が高い。
『弱肉強食』の競争原理を導入する原巨人。小坂が平穏だったG内野陣に風穴を開けるのは、間違いない。
(山田貴史)